165『今年の抱負を継続する』

 

本年もよろしくお願いいたします。

元旦からの能登半島地震に続き2日には羽田空港の事故と、2024年のスタートから大変驚いています。この度の地震、事故により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。

 

今回は年の最初ということもあり、1年の抱負についてレポートをさせていただきたいと思います。

年末年始に1年の抱負を考えられる方も多いのではないでしょうか。自分自身のプライベートでの抱負、仕事を通しての自己研鑽の抱負、職場での抱負、職場全体・部署としての抱負・・・等、様々あると思います。

例えば、「禁煙、ダイエット、定期的な運動、子育て、家事、資格取得、職場環境の改善、仕事の効率化」等、人によって様々な視点での抱負(言い換えれば“目標”)が存在すると思います。

 

私も毎年その様な目標とも言える抱負を考え実行に移しますが、それと表裏の関係にあるのが「三日坊主」との戦いになります。

1月の最初に考えた抱負(目標)は1月の中旬ごろには実行しなくなり、2月に入るころには忘れてしまう・・・。毎年この繰り返しで1年が終わっていく、といった感じが私の悩みです。

 

抱負でも目標でも、継続することが大切なのは皆さまもご存じの通りです。

下記に継続するための視点(一例)を列挙させていただきました。私と同様のお悩みをお持ちの方はご参考にしていただければ幸いです。

視 点 備 考
・〇〇にチャレンジする

・〇〇を継続する

・〇〇をやめる

チャレンジすることばかりが抱負(目標)ではないと考えています、今やっていることを「継続する」若しくは「やめる」という視点を持つことも大切ではないでしょうか
・必要性を考える 抱負でも目標でも「なぜ“それ”に取り組みたいのか」の動機を明確にしてみてはいかがでしょうか
・達成後の姿を明確にしておく 例えばダイエットの場合、単に「ダイエットする」ではなく「ダイエットして昔の服が着られる様になる」、「ダイエットして今年の年末にある同窓会に参加する」といった内容で抱負(目標)を達成した“先にある姿“を明確にしてはいかがでしょうか
・実現可能な抱負(目標)を設定する 例えばダイエットの場合、無理な食事制限を行なって極端に体重を減らしたところで、健康に害がでたのでは意味がありません

またそういった無理な設定は「三日坊主」の大好物となります

・毎日の取組みを記録する 取組めた日は“〇”、取組めなかった日は“×”を記録する、ダイエットなら体重を記録する、資格取得なら勉強時間を記録する等、自分自身の軌跡を残すことで振返りやすく、また後のモチベーションにも繋がるのではないでしょうか
・誰かと一緒に取組む 1人ではなかなか継続しにくいと思いますので、同じ抱負(目標)を持った方と一緒に取組むことで挫折しそうな時に助け合えるのではないでしょうか

また、同じ抱負(目標)を持った人ではなくても、お互いに励まし合える方と一緒に取組むのはいかがでしょうか

2024年は介護報酬の改正、障がい福祉サービス報酬の改正等イベントの多い年になると思います。「今、自分に出来ることは何か」を考えていただき行動に移していくことが大切ではないでしょうか。

株式会社 経営開発センター 福祉経営部 松本 和哉 拝

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