最近は涼しくなり秋を感じる気候になってきました。今年の酷暑が遠い昔に感じる今日この頃です。
今年は1月中旬頃から今日に至るまで、新型コロナウイルスのニュースを耳にしない日がないといってもいいぐらいの日が続いています。最近では少し落ち着き?(慣れも出てきている様な気もしますが・・・)始めたかのような印象もありますが、まだまだこれからも慎重な行動が求められると私は思います。
緊急事態宣言以降は「外出の自粛」「密を避ける」「〇人以上の会食は避ける」、といったことがニュース等で話題になり、今まで通りの生活が送り難くなり、どことなく後ろ向きな気持ちになることが多くありました。 「今は仕方がない」と考える反面、一方では「どうなれば自粛は緩和される?」「どうなれば今までの生活に戻れる?」という想いも私の中でありました。簡単に言いますと「夢・目標」の様なものです。
慎重な行動が求められるなか「自粛・避ける等」といった消極的な考え方になるのは分かります。それと同時に「夢・目標」といった将来に向かった『なにか』が欲しかったのも事実ではないでしょうか。
その様ななか大阪で示されたのが、感染拡大・収束状況を判断するための独自指標「大阪モデル」でした。その内容についての是非は分かりませんが、「大阪モデル」が示された時に私の中で『欲しかったのはこれ!』という感情が湧いてきました。 「目の前がスッキリとして視界が開けたような感じ」がありました。
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その様な自分の感情に向き合った時に、改めて何事に対しても「夢・目標」はやっぱり必要なんだと思わされました。「今さら・・・」と思われる方も多いかもしれませんが、外部からの刺激によって気付かされた瞬間です。
日々、目の前の仕事に追われてその仕事を熟すのに精一杯になり、つい「夢・目標」を見失ってしまいがちです。そこでリーダー・管理職の皆さまが明確な「夢・目標」を示すことによって、他の職員さまの「視界」が開けていくのではないでしょうか。リーダー・管理職の役割の1つだと考えています。
☑日々の仕事は、将来の「夢・目標」につながっていることを理解している ☑将来の夢・目標の実現のために積極的に自分の意思で仕事に関わっている ☑担当業務の将来の「夢・目標」をスタッフ・部下と共有し、実現のために、スタッフと議論している
株式会社 経営開発センター 松本 和哉 |
