暑い夏も終わりを迎え、夜にはコオロギの鳴く声に秋の香りを感じ始めました。
暑く長い夏を乗り切ってきた皆さま、ご利用者さま(お客さま)の前ではいつも笑顔ですが、その笑顔を支える影では疲れが溜まっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この度は、疲れやストレスの原因となるエネルギー消費についてお届けしたいと思います。
人には2種類のエネルギーがあると言われています。 ・肉体的エネルギー ・精神的エネルギー 肉体的エネルギーは消費していくに従って比較的自覚があり、睡眠や休息によって回復することが出来ます。 自分自身にあった回復方法を模索し、休息をとることが必要ではないでしょうか。 次に精神的エネルギーの消費について考えていきます。肉体的エネルギーとは違って消費が蓄積されていくのが比較的気づきにくいものですが、確実に疲れやストレスの原因の一つとなります。その一番の原因が『気がかりになっている未完了』ではないでしょうか。 その『気がかりになっている未完了』を一つでも『完了』をさせることで精神的エネルギーの消費は解消をされます。下記に『気がかりになっている未完了』を『完了』させるステップ(一例)をご紹介いたします。
今まで、私自身はとりあえず手が付けれそうなものから取組んでいました。確かに完了はしていましたが、どことなくスッキリした感じが得られないままでした。精神的エネルギーが消費したままの状態だったと言えます。 この方法を取り入れてからは、まず列挙するだけでも頭の中(気持ち)が整理され、一つの成果となりました。そして、ステップ②では些細な状態でも良いので『完了する基準』を決めることで『完了』に向かって行動を起こそうとする気持ちとなり、ステップ③で優先順位を決めることで実際の行動へと移すことが出来た自分がいました。
ここで一番重要なことはステップ①~③までで満足せずに実行に移すということです。当然ですが、ステップ③までが完成したからといって何も『完了』はしていません。実行して『気がかりになっている未完了』を『完了』させることが出来て、精神的エネルギーの消費は解消されるのではないでしょうか。
自分には、いくつぐらい『気がかりになっている未完了』がありますか?
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株式会社 経営開発センター 福祉経営部 松本 和哉